前髪を上げると気になる広いおでこ。生まれつきおでこが広いというだけなのにハゲているように見えてしまって恥ずかしかったり、常に前髪の状態が気になって落ち着かなかったりなど、おでこが狭い人は気にもしないようなことが気になってしまいます。
なぜ人によっておでこの広さが違うのでしょうか。また、おでこが広いというのはハゲている状態と同じなのでしょうか。
今回はおでこが広いという悩みを持つ方に向けて、おでこが広いことの原因と、できるだけおでこの広さを目立たないようにするヘアスタイルについてなどを解説していきたいと思います。
おでこはどこからどこまで？
おでこが広いだけなのか、薄毛なのかの境界線を考えるうえで、そもそもおでこというのはどこからどこまでを指すのかを知る必要があるでしょう。Wikipediaにある額のページの医学・解剖学という項目を見ると、額には筋肉があると書かれています。
ヒトの額とされる範囲は、一般的には眉から髪の生え際までの垂直な部分であるが、その長さには個人差があり、広い人だと長さが顔の長さの半分近くを占めている場合もある。しかし、あくまで顔の前面の垂直な部分のみを差し、たとえ禿げによって髪の生え際が後退しても、頭頂部は額には含めない。 額の筋肉は前頭を含み、額の皮膚を収縮させる。また、加齢により、皺ができやすい。 動物の額は、眉が無いため目のすぐ上から耳より下の範囲で、頭頂部は含めない。
出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/額
顔の筋肉の画像を見ると、おでこには前頭筋という筋肉があり、頭頂部には筋肉が無いのが分かります。
出典：http://more-than-now.cocolog-nifty.com/photos/kinniku/3_2.html
おでこには筋肉があるので、力むと皮膚にしわが寄ります。このしわがよる範囲の上限がちょうど生え際のラインになっているはずです。
そのしわが寄るラインがそもそも広いというのが「おでこが広い」という状態であり、しわが寄る範囲と生え際のラインが離れてしまっている状態が「薄毛」の状態であると考える事ができます。
「おでこが広い」の場合
おでこにしわを寄せてみて、その範囲がそもそも広いという方は「おでこが広い」という状態です。これは「鼻が高い」とか「目が大きい」とか「あごが出ている」とかと同様に、個々人が持つ顔の形の特徴の一つです。
ハゲているという訳ではないので、薄毛が進行してもっとひどくなるということはありませんが、改善することも難しいです。
自分なりにおでこが広くてもそれが仇とならないようなヘアスタイルを見つける事が重要になるでしょう。
「薄毛」の場合
おでこにしわを寄せてみると、しわの範囲と生え際のラインが離れているという方は「薄毛」の状態です。前頭部から薄毛が進行している場合は男性型脱毛症（AGA）の可能性が高いと言えます。
生まれつきおでこが広いわけではないので改善することが可能ですが、放置するとさらに薄毛が進行してしまう危険性があります。
育毛剤や薄毛治療薬などを使って薄毛の改善に取り組む事が重要になります。
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おでこが広い人と相性の良いヘアスタイル
おでこの広さというのはヘアスタイル次第でよく見えることも悪く見える事もあります。
おでこが狭い人だと、前髪をそんなに長くしているわけでもないのに目にかかってしまいますが、おでこの広い人だと眺めの前髪でも自然に見えます。顔全体を正面からぱっと見た時に髪の占める割合が多くなるので小顔に見える効果もあります。
おでこの広さをより活かせる前髪、という観点で、いくつかヘアカタログの画像を集めてみました。ヘアスタイルを変えたいという場合の参考にしてみてください。
男性編
出典：https://beauty.hotpepper.jp/slnH000236945/style/L002990655.html
出典：https://beauty.hotpepper.jp/slnH000132704/style/L001481471.html
出典：https://beauty.hotpepper.jp/slnH000228152/style/L003416039.html
女性編
出典：http://www.beauty-box.jp/style/long/zaa385/
出典：http://www.beauty-box.jp/style/medium/cir572/
