このページでは、育毛剤の成分として配合されるセンブリエキスの解説を行います。
育毛剤に含まれる成分としては最もメジャーで、多くの商品の公式サイト等で見かけるセンブリエキスですが、どのような成分なのでしょうか。
センブリエキスの基本情報
センブリ(千振、学名:Swertia japonica (Schult.) Makino)は、リンドウ科センブリ属の二年草。薬草として利用され、生薬名及び別名は当薬(とうやく)という。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/センブリ
リンドウ科の二年草「センブリ(千振)」から抽出される有効成分。企業の研究等で開発されたものではなく、日本で古来から自然と伝えられてきた「民間薬」の一種です。
センブリを乾燥させお茶にしたセンブリ茶は、とても苦味が強く、バラエティ番組の罰ゲーム等でも利用されたりします。
乾燥品は第三類医薬品(医薬品の中では効果、副作用が軽めの分類)として扱われ、許可なく販売することはできません。製薬会社の通販サイトなどを見るとセンブリの粉末や錠剤などが販売されています。
元々は下痢、腹痛、食欲不振等に効く胃腸薬として使われていました。それが次第に育毛効果に注目が集まり、センブリの粉末をアルコールで薄めて冷暗所で1〜2ヶ月寝かせたものを頭皮に塗布する使われ方が広まりました。
センブリエキスに含まれる成分と効果効能
主要成分
・アマロスエリン
・アマロゲンチン
・スエロサイド
・スエルチアマリン(血液の循環を良くする)
・ゲンチオピクロシド
・キサントン
出典:http://kenkoucha.life.coocan.jp/senburi-kenkoucha.html
センブリに含まれるスウェルチアマリン(スエルチアマリン)には血行促進作用があります。
アルコールに混ぜたものを頭皮に塗布することで、頭皮の毛細血管を拡張し、毛根に栄養を与えて髪を健全な状態にに保ちます。
また、アマロゲンチンには毛乳頭細胞を活性化させる作用があります。毛乳頭は髪の毛の根本にあり、髪の質や長さ等をコントロールする細胞で、この細胞が弱ってしまうことは薄毛の原因の一つとなります。この毛乳頭細胞を活性化させることにより、薄毛が改善する効果を得ることができます。
センブリエキスが含まれている育毛剤
チャップアップ
ポリピュアEX
イクオス
BUBKA
薬用プランテル
他の成分に関する情報はこちら:
